大好き通販デザイン!EC系デザイナーの徒然ブログ

Amazon、楽天など商品画像・バナーなど全般請け負うSOHOデザイナーです。

ココナラさんに「おすすめ順」表示について問い合わせてみた。

ブログ再開の一発目にしては、ちょっとショボーンな感じの話題ではあるのですが…

 

私はココナラという、技術や知識を出品できるフリマサイトに、通販系デザインのサービスをいくつか出品しています。

coconala.com

主に

Amazonカタログを、商品画像+紹介コンテンツこみで、まるごと作成

・EC系の商品画像作成

・現状の通販カタログ内容をリニューアル

・サムネイルなど単品画像作成

など、お陰様で多くの方にご購入いただいて、こちらもとてもやりがいを感じながらお仕事させていただいています。

 

例えばこんな感じですね。

coconala.com

coconala.com

coconala.com

 

ココナラさんでは、私は現在「マスター1」という評価ランクになっています。

大概は500円のプチサービスで実績を稼いで、ランクを上げてからサービスを高額にする人が多いようなのですが、私は最初から上記のサービスを展開しているので、それなりの金額でやらせてもらってきています。

デザインの知的価値を、貶めるような価格設定のサービスは出したくないし、啓蒙しなければならない責任も感じるからです。

それができない人は、プロとは言えないと思います。

 

評価ランクを上げるテクニックとか、そういう計算ではなくて、出品してみたら思いのほか需要があり、去年の7月以降にご依頼が殺到して現在に至ります。

 

ココナラさんのおかげで、クライアント様が増えたと言っても過言ではありません。

「ココナラさんの手数料が高い」と、巷では不満も多くささやかれているようですが、場所代・集客代行代としてお支払いすると考えたら、私は別に構わないと思っています。

 

自分の実績サイトだけでは、まだ集客力は全然ありませんから、ココナラさんの集客力にお世話になっているというのが非常に大きいのです。

 

そんなココナラさんでは、私の全6サービスのいずれかが、ほぼ毎日必ず

・お気に入り登録

・お問合せ

・ご購入

などのアクションを示していました。

 

それが、3月2週目に入ったくらいから、ぱったり動きが無くなってしまったのです。

 おかしいなと思いはしても、他にも良いサービスが出てきているのだろうし、

EC関連のご依頼動向はどうしてもみなさん同じタイミングになるため、今は谷の時期にはいったのかしら…?

等と思って、不思議ではあるけれども気にしないようにしていました。

 

ところが、今日「やっぱり変だな」と思って出品しているカテゴリーの「おすすめ順」を見ていたら、私の出品している6つのサービスのいずれもが、どこまでたどっても出てこない

 

いつも、1~2ページ目には表示されていたのにな…?

 

ちょっとショック。いえ、かなりショックです。

たどってもたどっても、出てこない。

結局、1400件以上ある玉石混交のサービスの中で、ページ順で言えば最後から1~2ページのところに、まるで掃きだめみたいに表示されていました(笑)

 

いえ、笑えませんびっくり

 

どうして!?

「おすすめ順」のアルゴリズムってどうなってるの?と思って見てみると

 

『サービスごとに「情報量」「人気度」「信頼性(キャンセル率など)」を総合的に計算して、スコアの高いものから表示しています』

 

とあります。

 

情報量、人気度、信頼性という3柱はなるほどなと思います。

しかし気になるのは「信頼性(キャンセル率など)」となっているところ。

 

キャンセル率=キャンセル発生の数と購入数のパーセンテージを、単純に「信頼性」として処理されている…?

 

だとしたら、大問題なんですムキー

 

私が提供しているサービスは、EC販促関連です。

クライアント様の多くは、まずAmazonセラー様。

楽天Yahoo!のストア運営をしているご法人担当者様。

その他、ネットで物販を行っているあらゆる事業主様です。

 

物販のみならず、そもそもビジネス上

「最初に依頼しようとしていた案件内容から、ディスカッションしていたら もっと効果的な依頼内容が見いだせた」

ということがあります。

 

私は、基本的に、ただご依頼を「それが希望ですか、わかりました」と単純に飲んで仕事をすることをよしとしません。

大切なのはクライアント様の「目的」であって、その「目的」を達成するためのツールの1つとして「デザイン」があると考えています。

 

そのため、例えば

Amazonの商品画像を作ってください。自社サイトのカートシステムにも流用しようと思ってるんです」

というご依頼があったとき

「そうですか、じゃあAmazonの仕様に合わせた正方形の商品画像をご依頼枚数分作りましょうか」

とは言いません。

むしろ

Amazonと、自社カートの流用表示はお薦めできません」

と、作り分けたほうが効果が見込めることをご説明して、ご提案します。

AmazonのようなECモールに掲載するなら、その場所の特性やユーザーの流入経路、心理状況やインターフェースを考えないとなりません。

自社サイト内のカートシステムでの物販は、そもそも消費者の流入経路から心理から、何もかも違うのですから、作り分けるほうが良いのです。

 

ご納得いただけると、今度は

「じゃあそれでお願いします!でも、依頼内容が大きくなったから、いったん自社で改めて商品の選定をし直したいな…」

というお話にもなります。

すると、クライアント様としては全体の予算も見えないこともあって

「申し訳ないけど、いったんキャンセルしてもいいですか?改めてご相談にあがります」

となるわけです。

 

私は、このような場合、クライアント様を引き留めません。

リセットして考え直すことをすべきだからです。

物販デザインには、まず物販の販促企画・俯瞰構想が必要です。

目の前に提示された一つのサービスに固執せず、まず販促企画構想の、全体図を見直すべきです。

 

そうしてキャンセルが発生します。

 

これは、ECの商戦時期により、ご依頼時期のトレンドがどうしてもありますから、相次いでしまうことがあります。

私にとって初めて、ココナラさんでのこういったキャンセルが2月ころに続いてしまいました。

 

もしかして、今回の表示位置は、そのせいなのかな…?

でも、そうだとしたら納得がいかないんです。

こちらは、クライアント様の利益のために対応して、時間も頭も使って、ベターな方法としてキャンセルとなったわけです。

ココナラさんとしては、確かに利益を生むチャンスが消えてしまうわけだから、キャンセルということが発生するのは嬉しくないでしょう。

 

しかし、そもそも 何のためのサイトなのでしょう?

クリエイティブな人と、それを必要とする人が 出会うことができ、そこに適切な価値と利益を生み出せる。

そういった健全な場こそ、これからウェブ上でのフリーランス活動をするにあたり、必要なのです。

それを提供してくれる場だと思うからこそ、利用しているのです。

だからこそ、手数料を25%(まあこないだ改訂されていますが、基本的には多くの方が25%でしょう)に、なおかつ消費税までとられても

「ココナラさんを利用している価値・意味があるから」

文句なんか、私にはありません。

 

ランサーズはもっと安いぞ!とか、そういうことでもないです。

ココナラという場所が提供できる価値は、ランサーズとは違うと思うのです。

出品者側の企画力、アイデア、技術、知識、そういった知的財産の価値を、今後高めていく場所になり得ると思って期待していました。

 

でも、このキャンセル率問題。

 

私にとってはかなり重大です…。

 

なので、問い合わせました。思いのたけを綴りました(笑)

お返事来るかどうかわかりませんが、期待していますよ、ココナラさん。

充分なご説明をお願いします…。

 

 

続報は、また書きたいと思います。