大好き通販デザイン!EC系デザイナーの徒然ブログ

Amazon、楽天など商品画像・バナーなど全般請け負うSOHOデザイナーです。

MakuakeのLPご依頼と、Youtubeに想う

最近、MakuakeのLPのご依頼も増えてきました。

13日に公開されたクライアント様のご案件も、なんと公開2時間で目標金額を達成したそうで、とても嬉しいです!

LUNDの、パラコードを使ったベルトで仕上げた腕時計。

パラコードってパラシュート用のめちゃくちゃ丈夫なコード(編み上げひも)のことです。

キャンプやアウトドア、登山好きな方にはおなじみなのですが、あくまでワイルドなイメージがあったのが、こんなにもエレガントな腕時計になるとは。

イギリスのブランドなのですが、LPの最後の方に載っているスタッフさんたちが、楽しそうにお仕事している感じがあって良いですね。

 

パラコード編みは、手芸好きとして&アウトドア好きとして、絶対挑戦したいことの1つなのですが、なかなか時間が作れず…。

ベルトやブレスレット、アンクレット、その他江戸組みひものような感じでいろいろなものが作れそうなので、とっても楽しそうです。

 

このLUNDの腕時計は、平編みのパラコードなので、編みあがったときの印象が上品で、ちょっと繊細な感じになっていますね。
逆にワイルドな感じを出したかったら、丸紐になっているのをガツガツ編むとカッコよさそう。

 今年は初夏の陽気先取りで暑いくらいの日もありますが、アウトドアにうってつけの季節になったのに 毎日デスクワーク16時間以上という(笑)

あまりに背中が凝って、お尻が凝って、肩と首が凝って足がむくんで、もはや人間風船みたいな気持ちなので(どういう例え?)、仕事の合間や寝る前に、Youtubeで見ながらヨガをやっています。

この2つはしょっちゅうやってます。

このB-Lifeのマリコさんという方の動画なのですが、ヨガをやってみようと思ってYoutubeで最初に見たのがこのチャンネルでした。
とても分かりやすかったので、他の方の物はほとんど見たことがない状態でしたが、最近他の方のもちょこっと見てみました。

 

結果、このマリコさんの動画が 今のところ一番見ていてわかりやすいです。

見続けよう=マリコ先生のヨガ、続けよう!と思える工夫がちゃんとあると思います。

 

他の方のヨガ動画で、特に個人的なNGポイントは以下。

1:説明がヘタ(早口、しゃべりヘタ、無駄な説明、本題に入るのが遅い)
2:声・口調が悪い(こもる、甲高い、聞き取りづらい、語尾が長い)
3:音響・録音が悪い(部屋の壁に響く、外の音が入っている、ゲインが小さすぎ)
4:ポーズがわかりづらい(構図の配慮がない)
5:BGMがうるさい(音楽ばかりが大きい)
6:尺が短すぎるOR長すぎる

これらを全部意識して作られているなぁと思うのが、B-Lifeさんの動画です。

インストラクターであるマリコ先生ですが、ご本人のルックスが魅力的であるのも大きいのですが、まず言葉がちゃんと頭に入ってきます。
口調は早すぎず、遅すぎず、一言ずつが聞き取りやすく、部屋の反響・残響も極力排除されています。
また、声質が若干ハスキーですが、心地よいトーンの持ち主です。
声質の悪い人が歌手をやったり、ラジオDJをやったりなど残念なことが日常的に多いのですが、まさにYoutubeなんかは参入の敷居が低すぎて玉石混交なので「良い声の持ち主」を見つけることのほうが難しいです。


このマリコ先生は、個人的には割と好きな声質なのですが、ベテランを感じる独特の抑揚もあります。
なんというか、はとバスの添乗員さんみたいな感じですね。
あれも、走行中の雑音やおしゃべりの声と差別化して、耳がとらえやすいように考えていった結果と思いますが、似ています。
あと、浪曲とか。落語とか。
例えがちょっとアレですかね^^;


また、B-Lifeは1カメのみならず、少なくとも2カメ使って、ちゃんと編集しています。
撮って出しのようなことはせず、ちゃんと形に作り上げてから投稿されていて、ブランディング力が非常に高いと感じます。

 

ちょっとYoutube見ようかなー程度でも、こんな風に何でも勉強になるので、良い投稿主さん・チャンネル主さんには感謝感謝です♪

 

逆に「勘弁してくれ…」と思う、個人的に害悪と捉えざるを得ない動画も多いですけれども^^;

 

デザインをしていると、お化粧やファッションでも同じと思いますが、結果的に「どれだけ効果的な引き算を行えるか」ということになります。

引き算を正しく行うには【何が必要なのか】が理解できていないといけないのですが、引き算のできないデザインは悲惨です。
饒舌に見えて、何も伝えられません。

 

Youtubeを見ていて、動画も同じだなぁとしみじみ思います。

 

私は底辺から独学でキャリアを積んできた、完全に泥臭い叩き上げなので(笑)
誰も教えちゃくれないぞ、本を読んだりしたって結局は現場!
作って出し、作って出しを繰り返して、反省しまくらないと進まない!
私なんてどんだけ努力したって、まだまだなんだから!
と、ちょっと自虐的に学んできてしまったタイプのデザイナーです。

10年以上デザイナー&ディレクターやってきても、まだそんな感じ。
(技術やノウハウの自信はあるけれど、わたしという人間の自信がないのかもしれません。前者は数値化して改善できるけれど、後者はそれができないから)


そのために、なんでも穿って見てしまったり、掘り下げようとしたり、ちょっと意地悪な目で見てしまったりするところが強いです。

でも、自分が批判的な目で見ているモノを「私はなぜ、これを批判的に感じているのだろうか」と考えることでNGの洗い出しをしてきたので、この訓練法が無意識に発動してしまうという…

 

Youtubeを素直に受け止めて、楽しめるくらい 素直な人間になりたいけど、
デザイナーであろうとすると、逆に進んでいっちゃう…
そんなジレンマがありつつ、今日もマリコ先生のヨガで、ちょっとでも痩せないかな?なんて思っているのでした。